妊娠前は快便だった人でも、妊娠してからいきなり便秘になってしまうことがあります。
だからと言っておなかのマッサージもできないし、薬は抵抗あるし…
と、妊娠中の便秘に悩む方は多いのではないでしょうか?
そんな妊娠中の便秘のときに摂取すると良いとされるオリゴ糖。
さて、本当に摂取した方が良いのでしょうか?
そんな疑問にお答えします。
妊娠中の便秘はなせ起きるの?
便秘が起こる原因は主に4つあります。
1つ目が黄体ホルモンの影響です。妊娠中に分泌される黄体ホルモンには、子宮の収縮を抑える働きがあります。
この働きの影響で、子宮のみならず、腸の動きまで抑えてしまい、妊娠朝の便秘につながるのです。
更に、体内に水分を溜めておくように指令を送るので、便の水分量が減ってしまいます。
そのため、硬い便になってしまい、出にくく、痔にもなりやすくなります。
2つ目は子宮が腸を圧迫するからです。
妊娠期間が長くなるにつれて、子宮は大きくなります。
そのせいで腸が圧迫されてしまい、動きが悪くなるのですそれが妊娠中の便秘につながります。
3つ目は冷えです。体が冷えてしまうと、内臓も冷えてしまいます。
そうなると、腸の動きが鈍くなり、妊娠中の便秘になってしまうのです。
4つ目はストレスです。
妊娠中は何かとストレスを感じることが多くなります。
ストレスがあると、腸の運動を司る自律神経が乱れてしまい、腸の動きが悪くなってしまいます。
オリゴ糖って本当にいいの?
まず、オリゴ糖そのものには危険性はありません。
分量さえ間違えなければ、妊娠中の便秘解消効果があります。
では一体、オリゴ糖がなぜ妊娠中の便秘に効くのでしょうか?
それは腸内環境を良くしてくれるビフィズス菌のエサがオリゴ糖だからです。
そのため、オリゴ糖を摂取するとビフィズス菌が増え、腸内環境を整えてくれて便秘解消につながるのです。

オリゴ糖であれば、お店でもよく売ってありますから、手に入りやすいです。
そうなると、オリゴ糖を気軽に摂取することができます。
オリゴ糖を大量に摂取してしまうと、逆に下痢などの症状を引き起こしてしまうので、それだけ注意してください。